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ホームページ形式での更新は中止し、不定期にブログ形式で更新していきます。
今までのホームページは、計算ファイルのダウンロード先として利用していきますが、掲載内容等は変更します。

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ポケット式落石防止網工の設計についての事務連絡

貴重な情報を頂きました。

ポケット式落石防止網工の設計について、国土交通省内で事務連絡が回っているようですね。


先日、ホームページの方で紹介した、公益社団法人 日本道路協会が示した内容である「ポケット式落石防護網の設計の考え方について」に対するアクションですね。

ポケット式落石防止網工の考え方について(日本道路協会)

国土交通省では、以前は「切土工指針の内容に準拠しなさい」でしたが、「日本道路協会が説明する内容にて、全面的に移行しなさい」となりましたね。
しかも、現在設計中の物件についても「可能な限り対応しなさい」という急ぎっぷりです。

結局、"従来通りの考え方"に完全に戻りました。

ただし、制限事項はありますよ。


・エネルギー吸収機構が付いていない従来型のポケット式落石防止網工に適用する。
・衝突前後のエネルギー差(EL)は考慮する。
・可能吸収エネルギーは150kJ以下とする。
・EL算出時の範囲は150m2程度とする。(国土交通省の事務連絡の内容)
・EL算出時の範囲は12m×12m以下とする。(日本道路協会の内容)


国土交通省と日本道路協会では、EL算出時の金網重量算出有効範囲が微妙に異なりますが、国土交通省は"実験結果"に基づいて設定しているため、150m2(15m×10m)程度と設定して問題なさそうです。
一応、検討前に協議しましょう!

あのバタバタは何だったんですかね?

詳細は、業務等でお世話になっている、国土交通省の担当の方に問い合わせてみてください。

では。

ポケット式落石防止網工のθ0について。


最近、たまたまですが、立て続けに表記の内容について問い合わせを頂きました。

参考として、私の回答を書いておきます。


「落石対策便覧」H12.6,日本道路協会P139

ここのネットの傾斜角ですが、解析断面図に絵を入れて計算式にその数値を「正しく」入力される方が多いです。
私も最初そうでした。
でも、よく計算式を見て下さい。
ネットが傾いて設置されていればするほど、落石エネルギーが小さくなっていきます。

ということは、施工時や将来の維持管理時も、この傾斜角を管理していかないといけません

経年変化で垂れ下がってくると、計算上NGとなることも出てくると思います。
ですので私の回答は以下の通りです。

・ポケット式落石防止網工のネットの傾斜角θ0は、90°を採用する。

施工管理や維持管理でこの角度を永久的に維持するなんて無理ですよ。
ネットの傾斜角90°で最大値(角度補正が無い状態)となるため、これでいいと思います。
真っ直ぐ下に垂らす状態がMaxですから、これより傾斜が付く場合は全てOKとなります。

ちなみに、ネットの傾斜角が45°であれば、落石エネルギーは半分になってしまいます。


参考にしてみて下さい。

プロフィール

斜面設計屋

Author:斜面設計屋
土木設計をしていますが、ほとんどが斜面対策設計です。
地すべり、崩壊、災害、落石、岩盤崩壊等々・・・
仕事をしていて思ったのですが、実務の参考になる書籍やサイトが無い!
ですので、私が体験談を書いてみることにしました。
私が書く事が正しいとは限りませんので、皆さんの自己判断で参考にいしてみてください。

現在は「アライズ設計事務所」という個人の設計事務所をやっておりますので、疑問点等がありましたら、遠慮無く相談ください。

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